후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第七十五回 前大蔵大臣と最高僧
七尺四、五寸の老偉人
ところが大よろこびでさっそくその事を自分の宅の大蔵大臣に報知した。此尼は実は前大蔵大臣の内縁の奥様であったです。
奥様の尼さんとは変だと思いましょうが、大蔵大臣もやはり僧侶です。ことに新教派の僧侶です。その事は言うに忍びないけれども、どうも本当の事を言うて置かないと訳が分らんからよい事はよい、悪い事は悪い、当り前の事実を述べて置く所存です。この大蔵大臣と尼僧と一緒になって居ることはその人らだけに行われて居る事で、なかなかその社会では許されないけれども、およそ貴族の僧侶と言えば妻がある。公然と妻は持てないけれども内縁の妻をどこかに隠して置くとか、あるいは内に入れてあるとか、それにはまあ最も便利なのが坊主の女房に尼と言ったようなのがごく都合がよい。それでこの大蔵大臣にもやはり尼僧の奥さんがあります。しかしもはや大変な老人で、白髪頭で腰は屈んで居るけれど身体は大きくって元来強壮な質の人であります。
第七十五回 前大蔵大臣と最高僧
七尺四、五寸の老偉人 大蔵大臣の家にはもちろん家来も沢山あり下僕も沢山ある。そういう人達が病気になるとセラのお医者さんに限ると言うてみな私のところへ診て貰いに来る。