후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第七十八回 チベット人の誓言
機先の計略
私はここ危機一髪を誤まれば自分の日本人たる事が顕われてあるいは大なる災害を自分の恩人たる大蔵大臣およびセラ大学に及ぼすかも知れない。商人という者は殊に利に走り易いものであるから、どういう事から私の事を政府に告げて金を儲ける算段をするかも知れない。およそ物事は「機先を制すれば勝利は自分に得らるるもの」、この時に当って一つの策略を運らさなければならんという考えが浮かびました。
第七十八回 チベット人の誓言
機先の計略 そこで私は殊更に儼然と構え込んでさて「どうだお前達二人は誠に立派に暮して居るが、しかし俺の事を政府に告げると随分金儲けが出来るだろう。私もその方がかえって大変都合のよい事があるんだ。私が自身に言うて出ると、なんだか本当の事を嘘の事でもあるように疑われて詰らない。だからお前達二人でダージリンで見たところのジャパン・ラマが此国に忍んで来て居る。それを私が発見しましたといって願うがよかろう。するとお前達は銭儲けが出来るし私の方も都合がよい。私はもう括られる用意をして居るから」と鋭くいいました。
すると妻君は少し震い気味、その良人も非常な驚き方で「どう致しまして、そんな悪い事をして多くの金儲けをしたところでその金が何の役に立ちますものか、それほど私共は悪い人間じゃあございません。