후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
旧師及び故郷への信音
旧師及び故郷への信音 昨年インドへ交易に行ったところのツァ・ルンバという者が、明治三十五年の四月三十日に帰って参りました。これは先にも申しました通り、私の信書をインドのダージリンに持って行って、そうしてサラット・チャンドラ・ダース師及びシャブズンというラマに渡し、なお故郷の方へも手紙を送る手続きをしてくれたチベットの商人であります。で、セラの僧舎へ無事に帰って来たという報知がありましたが、その時には私はセラに居らないで大蔵大臣の所に居りました。それで小僧がわざわざその報知を伝えに来ましたから、私はその翌五月朔日の朝からその返事を受取りかたがた行きました。
幸いに主人が居りまして一別以来の挨拶を終りますと、ツァ・ルンバのいいますには「どうもダージリンへ行ったところが、サラット・チャンドラ・ダース師は国(インド)の方へ帰って居られてお不在であったから、行際に手紙を渡すことが出来なかった。仕方がないからシャブズン・ラマに渡そうとしたところが、ラマもネパールのカトマンズの方へ寺詣りに行かれてお不在であった。仕方がないからいったんカルカッタの方へ行って、今度帰って来るとちょうどサラット先生もシャブズン・ラマも帰って居られたから手紙を渡した。