일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

第百二十九回 山路を辿って第三の都会に入る

ゲンパラ山巓の告別

そういう奇態な高利貸の乞食がある。さすがに餓鬼の国に住んで居る乞食だけあって金の溜め方がひと風変って居るです。そういう有様を細かに見て来たから、ラサ府を指して餓鬼の国といい、ラマすべてを夜叉である、郎苦叉鬼である、肉喰いの悪魔であると罵倒したのは、あながち理由のない事ではございません。

第百二十九回 山路を辿って第三の都会に入る

ゲンパラ山巓の告別 私はそういう旧話を思い出して笑止しく感じたです。こりゃごく近頃の話でまだ二十年はたたない。そのペンバ・プンツォという男はまだネパールとチベットの国境のニャアナムの近所に住んで居るのでございます。私はその男の感じたような事は感じなかった。

とにかく私がラサ府において種々の点から観察した概略のお話は既に述べたごとくでありまして、いずれ凡聖同居の浄土にはいろいろのものがあるのは普通のはずである。とにかくラサ府は悪魔も沢山居るけれども、悪魔ばかりでなくてそのうちに菩薩も居られるありがたい所である。願わくば再びこの地に来り日本仏教とチベット仏教との協同和合に一臂の力を尽し、幸いに世界仏教の基礎となるを得ば誠に愉快の事である。