후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百三十四回 途上の絶景と兵隊町
山麓の絶景
すら辛いようになるものであると深く感じました。
第百三十四回 途上の絶景と兵隊町
山麓の絶景 二里ばかり山を降って来ますと、雪山の麓の疎らに生えて居る小木の間に、黄、赤、紫、薄桃色等いろいろな名の知れぬ美しい花が毛氈を敷きつめたように生えて居る。私は植物学を研究しないからそういう植物については一向知らないけれども非常に美しい。四辺の景色に見惚れて居りますと、彼方の雪山の頂に白雲の飛び交うその変幻出没の有様は、あたかも雪山の仙人が雲に乗りて遊戯三昧に入り、あちらこちらにして居るかのごとくに見えるです。
「チベット雪峰間の美景」のキャプション付きの図
チベット雪峰間の美景
だんだん下へ降って来るに従って蕭々と雨が降りだして、今まで日光に照されて美しく光って居りました雪山の光景はいつの間にか消え去りましたが、雨中の雪峰はまた一段の眺めでございます。道のあちらこちらにはパル(匂いある黄色の皐月花)、スル(同じ赤皐月)その他いろいろの草花に雫の溜って居る様は、あたかも璧を山間に連ねたかのごとくに見えて居ります。だんだん山間の溪流に沿うて降って行きますと、奔流の岩に激して流るるその飛沫が足もとに打付けるという実に愉快なる光景であります。