후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
チベットと英領インドとの国境
この間の事は前に委しくお話した通りであります。
チベットと英領インドとの国境 その翌朝起き出ずるとそこには昨夜集めて来てあったところの薪があって、その薪で湯を沸かし茶を拵えたから、そのついでに麦焦しを喫べましてそれから出立しました。その日はどうせ麦焦しも何にも喰うことが出来んというのでしっかり喫べ込んで山に登り掛けた。雨は歇んで居るし大変よい都合、だんだん登ってちょうど二里足らず登りますと、もはや樹の非常に茂って居る山を離れて、今度は小さい樹の間に出て来た。それから半里ばかり行くと一軒家がある。
その一軒家は何のためにそこに建てられてあるかというと、ダージリンの方から怪しい者が来た時分に、それは欧州人でなくてもたといインド人でもどういう人でも、顔の知らん人がそこへ出て来た時分には差止めて、ニャートン城に報知する事になって居る。また忍んで折々歩いて来る人間があれば、捕まえてじきにニャートンに報知する事になって居る。そのためにここに一軒家があるのです。その家には婆さんと外に一人居りました。その息子というのはカリンポンの方へ商いに行って留守だということでそこでまた幸いに茶を飲む事が出来、なおこれからはどうしても行けないというものですから、またもう一度酷い坂を登って来て腹も減り加減になったからまた一度やり、それから