일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

海の中に物を棄てた

マナサルワ湖の間道に出ず

海の中に物を棄てた ようなもので少しも捜し当てることが出来ない。その中に何が入れてあるかというと時計、磁石、インド銀が四、五十ルピー、それから食物を喰う椀、乾葡萄、西洋小間物の人に遣って珍しがるような物も大分入れてあった。そこで私は少し考えた。こりゃもはやマナサルワ湖に近づいて人に逢うことも近くなったのであろう。それにこういう西洋物を持って居ては人から疑いを受けて奇禍を買うようになるから仏陀がわざとこういう物を失わせるようにされたかも知れない。主に西洋物ばかり入れてあるもの一つだけ失ったのであるからこれは捜す必要はない。ただ少し困難なるは銀貨を少し失ったけれどもそれはほんの当座用に出して置いたのだからさして困難もないとこう考え直して捜すことを止めたです。それからその羊の荷物をもう一度整理してだんだんと西北の山の方に進んで行った。けれどもその辺は余程広い山間の原野で二里半ばかり参りますと今度は平地を降ることになってずんずん半里ばかり降った。

マナサルワ湖の間道に出ず するとそこに一筋の道がある。こりゃ奇態だと思ってよく前に聞いてある話を思い出しますとそれはマナサルワ湖へ指して行くチベット本道からの廻り路であるということに気がついた。