후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第三十五回 女難を免る
術数をもって女を諭す
実に面倒で仕方がない。まんざら樹の根や石の磧で出来て居る人間でないから幾分か心の動かぬ事もないが、そんな馬鹿な事をやった日には自分の本職に背く訳でもあるし、かつ釈迦牟尼如来の見る前も恐ろしいという考えがありましたから、それがために一点も心の底の掻き乱されるというような事はなかったです。で私はその娘に対して、「誠に結構な家であろうが、その結構な家に残って居るお前の阿母さんは生きて居るであろうか死んでいるであろうか。それが分るかどうか」と私はぽんと一本喰わして遣りました。さあといって娘は非常に驚いたような顔をしたです。
第三十五回 女難を免る
術数をもって女を諭す 娘は驚いて、「それは生きて居るか死んで居るか分らない。私が国を出てから一年程こうして阿父さんと一緒に廻って居る。で阿母さんは病身であるから、出て来る時どうか死なないようにしてくれろと言って泣いて別れて来たんですが、今どうして居るか分りません」と言いますから、私はそれへつけ込んで「ふーんそれが分らないか、お前は自分の家が実に結構なものである、立派なものであると思って居るが、私はちゃんと阿母さんの安否を知って居る」