후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
咫尺も弁ぜぬ大雪
いかない。御機嫌よう」と言って出掛けた。
そういう話をする中にも同行の奴はブルブル震えて居ったです。で私に向って「あの強盗らは何を言って居りましたか。」「あの人たちは私に占ってくれというから教えてやった。」「あなた本当の事を教えてやりましたか。」「なに本当の事を言った分には人に迷惑が掛るからな」と話しながら川端を三里ばかり進みますとそこに一つのテントがあった。そのテントはその男の住んで居る家なんでその辺にはまだ二、三のテントもありました。その夜はそこに宿り翌日も非常に疲れて居るから一日休息してその翌朝すなわち九月二十六日、山羊は一疋でも行くといいますからそこで荷物を背負わす山羊を一疋買い調えて出掛けました。
咫尺も弁ぜぬ大雪 そうすると雪が大層降って来たです。だんだん劇しくなってどうにもこうにも進み切れない。もう自分の着て居るチベット服も全身濡ってその濡りが膚に通って来たです。そうしてどの方向に進んでよいかあまり大きな雪が降って居るものですから少しも向うを見ることが出来ない。磁石でもあれば出して見ることも出来ますが磁石は既に失くしてただ無闇矢鱈に進んで行くのですから実に危ない訳です。