일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

日その川に沿うて東南を行くこと二里にして平原に出て、そうしてその曠原を東に横切って三里ばかり行くとギャートー・ターサムという駅場に着きました。その駅場は前の駅場よりも石造の家が大変に多い。で人も大分沢山居りましたが総てで四百名位だということです。家屋は六十戸ばかり、風俗もこれまで通って来たチャンタンといういわゆる遊牧民ばかり住んで居る所とは大分に違い幾分が都風に化せられて居る様子が見えて居るです。遊牧民は非常に粗野で人と物をいうにも剥出しで実に荒々しい風ですが、もうこの地方の住民は遊牧民とはすっかり違って言葉の使い方も幾分か都風になって居る。なお地方の訛言は免れて居りませんけれど……。

そこで買物などをして二里ばかり東南の山中に進んでその川岸に宿りましたが、もはや陽暦でも十一月中旬頃でございますからなかなか寒いです。けれども誠に仕合せな事にはその沢山な人達が着くと直にヤクの糞を沢山に拾って来て、夜通しテントの中で火を燃して居るのみならず、私が文典を講義してやりますので主人およびその次序のラマが大いに私を厚遇して敷物や夜着などを貸してくれたですから少しも寒さを感じない。