일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

チベット政府の損害賠償

一方のパルポ商人はその翌日家へ帰って見ると喰う物もないというような始末。もちろん彼らには田畑というような財産はない。すなわち商品が財産であるのに、その商品のすべてと売揚げの金銭をみな取られてしまい、すべての損害高が二十三万円程であったという。

チベット政府の損害賠償 其事が国際問題になってちょうど五年程もかかったが、結局チベット政府がその損害を賠償することになり、そしてその談判が済んで後、ネパールの兵隊が二十四、五名ラサ府へ特に置かれることになったということです。その外交上の談判の主任となった人はジッバードルという人で、私がカルカッタでネパールのラマに紹介状をもらって行ったその人であるです。すなわちネパールの大書記官で今はチベットの公使を勤めて居るのです。そういうような話を聞きながら進んで参りましたが、ゲンパラ(ラは坂という意味)という急坂を登ること一里ばかりで山の頂に達しました。遙かに東北の方を見ますとブラマプトラ川が東南に流れて行く。その大河に東北の方から流れ込んで居る大きな川がある。その大河をキーチュ川〔(幸福川)〕という。その川に沿うたる遙かの空を見ますと、山間の平原の中にズブリと立って居る山がある。