일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

其寺へ指してその荷持に案内されて午後四時頃着き、ピーツク・カムツァンという僧舎へ尋ねて参りました。一体私は前の手続によるとシナ人であると言うて居ったんであるから、パテー・カムツァンというのに行かなければならんのですけれど、其舎へ行くとシナ人という化の皮が現われる憂があるから、西北原の方から来たのを幸いに西北原のある部内の者であると言って、ピーツク・カムツァンに着いたんです。もうその時分は長い間鬚も剃らず髪も摘まず、湯にも何にも入らんのですから、随分顔や身体もチベット人のように汚くなって居ったでしょう。で私はチベット人としてその寺に住み込むという決心をしたです。実はチベット人としての入学試験は私にとってはむつかしい訳であるんですけれど、俗語の使用はほとんどチベット人と変らんように出来るものですから……。

折々どこへ行ってもチベット人として取り扱われる事も沢山あったです――この様子ならチベット人と言うても気遣いあるまいというので、まあ自分の一時の居所を安全にするためにそういう風にして入って参りました。そのカムツァンというのには一人の長がありまして、其長は年番である。