후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
再び大臣邸に寓す
第八十八回 チベット探検者
女宣教師
このお方は此家の尼僧の甥になるので、先に申したようにごく話も温和な方で、口数も余り利かぬ方です。けれども忙しい中にも帰って来ると始終前大臣と尼僧と私と四人でいつも話が始まります。また折々は私の方から現任大臣の室に出掛けて話をすることもあります。その中に英国の女宣教師の事について話が出た事がありますからちょっとそのお話を致しましょう。
第八十八回 チベット探検者
女宣教師 ある時の話に現任大蔵大臣がいわれますには「どうも英国人は奇態だ。なぜあのように私の国の中を見たがるのであろうか。訳の分らぬ位である。ちょうど今から八、九年前の事であったが、シナ領と法王領の境目であるナクチューカという所まで、英国の婦人が二人の下僕を連れて我が国へ入る目的で来られた」とこう言い出したです。其女はミス・テーラーという英国の女宣教師で、シナの地方から北部の方を経てラサを踰えダージリンへ出る目的で来たので、大臣はミス・テーラーの名を知らなかったけれども、私はダージリンに居る時からこの女丈夫については聞いて居ったこともあるし、その女の道案内をして行った男と私はダージリンでふとした事から親しくして居ました。