후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第十回 ヒマラヤ山中の旅行(二)
間道の守備
あの人たちは大変正直な人だ」といいますと、老婆は本気になりまして「南無三宝、もしこの事が偽りであるならば私に死を賜え」と証拠立てたです。これはチベット人の間に普通に行われて居る誓いの仕方であります。その上お婆さんのいうことは偽りであろうとも思われず、どうもその様子を見るに全く事実らしい。はて困った事が出来たとこれにはなんとか方法を廻らさねばならぬと考えました。
第十回 ヒマラヤ山中の旅行(二)
間道の守備 私は荷持二人を気遣いながら四十里の路を六日間かかってヒマラヤ山中のツクジェという村に着きました。そこにはハルカマン・スッバという知事が居りますがその知事の宅へギャア・ラマの紹介で泊ることになりました。其家へ泊って一両日経ちますとギャア・ラマの好意で送られた下僕は、まあこの塩梅なら大丈夫でございましょうといって帰ってしまいました。けれども私はこの二人の下僕を追い払わなくてはチベット行を全うすることができぬと案じて居る矢先に、いろいろ話を聞きますとこれから北のロー州を過ぎて行く間道にはこの三ヵ月以前からチベット政府が五名の兵隊を置いて道を守らしむる事になったから、外国人あるいは風の変った人間は誰も入ることが出来ぬようになったという。