후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
交易の方法
麝香の輸出先
交易の方法 どういう風にして換えるかというと、どこの野蛮人にも行われて居るような具合に向うから麝香の軽いやつを一つ出しますと、こちらからもまずセルコみたような物を一つやるです。それはいけないもっと余計よこせというと、そこで水晶玉の三つか四つ位付けてやりますと、彼らは大いによろこんで交換するです。ですからそんな所から買って来ると、まるでただもらったような訳ですけども、しかしそこへ行くまでがなかなか危い。強盗の沢山居る中を行かなくちゃあならんから首尾よく其香を買出して来たところが、果たしてラサ府まで持帰れるかどうか、その間に強盗のために商人の殺られる者が多いそうです。安物を買いに行って一番高価な自分の命を棄てなけりゃあならんような事がありますから、そこへ出かけて行く人間は余程稀です。
麝香の輸出先 この麝香はどこへ最も多く輸出されるかといいますと、この頃はシナよりもインドの方に余計に輸出されて居るです。以前は雲南の商人などはチベットから沢山その麝香を買出したものですが、インドの方へ吐口が多くなってからして値段が大変高くなりましたので、今では雲南の方へ持出しても前ほど銭儲けがないそうです。