후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
生れながらの奴隷
そこへ子供でも出来たらそれこそ大変です。どんなにその子供を育てても多少の金はかかる。
その金はどこから借りるかといえば地主から借りるほかはない。借りたところで滅多に返せるものでない。返す見込みのない金をどうして地主(華族)が貸すかといいますと、その子が大きくなった時にその家の奴隷にするのです。それを見込みに金を貸してやるのです。というたところでどうせ沢山な金は貸さない。むろん少しずつ貸して十円位になり、その子供が十歳位になるとその十円の金のために十五年も二十年もただ使いをするという訳です。ですから貧乏人の子供は
生れながらの奴隷 で誠に可哀そうなものです。華族とその華族に属して居るところの平民との関係はまずこういう風ですから、その点から見ると封建制度でその華族家なるものはいわゆる諸侯の位置を占めて居るように思われる。しかしまたその他の点から見るとまた郡県制度であると思われる事もある。なぜなれば華族なるものは大抵ラサ府に住して居って自分の領地に行って居らないのが多い。よしんばその地に家はあっても留守番だけを置いて自分達はラサ府に居る。そうかと思うと政府から命令を受けてある郡を治めに行く者もある。