후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
日本では小乗といって居るけれどもその実、小乗という名は大乗教者がつけた名で小乗そのものには決してそういう名はない。純粋の仏教はこの教えに限る。それ故に本当の僧侶は黄色の袈裟を着けなければならぬ。まずその心を正しゅうせんとする者はその容を正しゅうせよであるから、僧侶たる者はまず黄色三衣を着けるが第一着である。お前も黄色の袈裟を着けるがよい」といわれた。その時分興然師はその言葉を実行する為に正風会というものを起して居られた。
その時に私は小乗の教えは学びますけれどもその主義に従いその教えを守ることが出来ませぬと答えたので、始終議論が起って釈興然師と衝突して居ったです。私が大乗教の事を言うと師は空想取るに足らぬという風で始終詰問されたけれども、私はまた余り興然師の小乗教を信じて居られるのが偏狭でお気の毒に思うたです。ですからパーリ語は師匠として学んで居りましたがその主義に至っては全然反対で、興然師の言うことに一度も従った事はなかった。興然師も不快に感ぜられたと見えてある時規則を設けられた。その規則は「大乗教を云々してこの真実の仏教に遵わない者は此寺に居ることを許さぬ、黄色三衣を着けた僧侶でなければ此寺に居ることを許さぬ」