후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
第百二十六回 出発の準備整う
無限の感慨
世界に真実仏教の光輝を顕揚するに至らんことを謹んで至心に祈願し奉る」と唱えて、それから釈迦牟尼如来の御名を十唱十礼して本堂を降りました。
第百二十六回 出発の準備整う
無限の感慨 本堂の石段を降り、板石の広庭を左に通り抜けて参りますと長い急な石段がある。それは法林道場(問答の場所)の横に架って居る石段である。その石段を降ると法林道場の美しい門の前に出ます。その門は平地よりは少しく高くなって居りまして、石段を一間半ばかり登りますと、その中にシナ風の門があって、その門の中は、いわゆる法林道場であります。その周囲はすべて低い石の塀でその塀は白く塗られてある。その門の前へ出ましたが門前の所もやはり等級の低い僧侶が問答の下稽古をする場所でなかなか広いものです。そこにも青々として楡、柳の類があって、その間にチベットの木蓮の花が美しい香気を放って居ります。
その場所は恐らく風流心のないチベット国人が拵えた場所としては実に雅味のある所で、私は三大寺共に見ましたが、この法林道場ほど風雅な景色に富んで居る所はない。その法林道場のずっと上手を見ますと巌山が突兀と聳えて居て、その岩の間に流水が日光に映じた景色は実に美しく、そういう天然の景色に人為的雅味を付け加えたのですから、自から一種の風致があります。