후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
荷物の託送
そうなって見ればどんなにその人に頼んだところで、一緒に行くものでもなければ荷物を運んでくれるものでもないです。なお李之楫氏がいわれますには「しかし荷物だけはどうにか私が引き受けてやることが出来るだろうと思う。金は少し余計掛るけれども、この薬舗から駐蔵大臣の下僕らに特別に頼めば秘密で持って行ってくれましょう。それは何程で承知するか分らんけれども、私の薬であるといってやりさえすればそんなに貪りはすまい」という話。「それならどうか荷物だけを一つ出して貰うようにして貰いたい。それから私は急に出掛けて行かなければならんが、夜着や食物の用意をして行かんと途中で困るから、その荷持の下僕を一人雇うて貰いたい」とようよう話が纒まって、李之楫氏はじきに交渉に行ってくれたですけれども、先方の人が居らぬとかいうて落胆して帰って来ました。
荷物の託送 その翌五月二十八日いつも朝寝の主人が早く起きて、まず荷物運搬の交渉に行ってくれた。うまく説き付けたものかその荷物を監督して行く人には特別に二十ルピーの手数料、それからスイシー即ちトモまでの馬二駄の運送賃が四十ルピーで運んで貰う約束をして来たから、早速その金を先方へ渡してくれろということですから渡して遣り、で、その荷物はその夜ひそかに運んで置きました。