일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

「ラサ府の遠望」のキャプション付きの図

ラサ府の遠望

余談に渉りましたが再びそのナムを通って、ジャントェという村まで着きました。この村にはかねてセラ寺において私をよく知って居る僧侶の家があって相当の活計をして居るです。その家に着きましたところが大いに悦んで、どこへ出掛けるかという。「実はこれから巡礼に行く心算だ」というと「そりゃ善い事だ」といって充分手当をしてくれた。その翌日も馬で送るというような都合で大変よい塩梅に行ったです。

三十一日の未明にその僧侶から送ってくれた馬に乗って、チャクサムという所まで急いで出て来ました。それは前に説明した木の船と皮の船のある所です。そこから馬を返し、木船に乗って向う岸に渡りパーチェという駅まで着きました。これはゲンパラという坂の峻しい山の下に在る駅であって、此駅へ日暮方着きました。その夜馬を雇う支度をして六月一日午前四時にパーチェ駅を出立し、馬でゲンパラに登りましたが、ちょうど中ほど過ぎまで登りますと、私より一日先に立って居ったシナ人がその坂の中ほどで馬に草を喰わせ、自分らは茶を拵えて朝御膳を喰って居ったです。私はその人達にちょっと挨拶して、荷物はどうかといいますと、もう送って来ることになって居るから安心してくれろという事でした。