일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

パーリー城

夜分などはヤクの乾した糞を沢山集めそれを燃して暖気を取らないとどうも寒くて堪らぬ。日本の厳冬の間よりもなお厳しい寒さを感じたです。ひとまずラサ府からダージリンへ来るまでの間においてこの辺が一番寒い所でしょう。その翌六月十一日朝四時に起きて少しく茶を沸して飲んでから発足したです。で曠原地の川に沿うて南に行くこと二里余にしてちょうど日の上る時分に

パーリー城 という城に着きました。例のごとく大きな城が山の上に建てられてある。ちょうどその形はラサ府の法王殿の様な具合に出来て居るが法王殿程立派ではない、その城下に家があります。その家は皆黒く見えて居ります。このパーリーという所は雪山と雪山との間の原で、ダージリン及びカルカッタ、ボンベイ辺りから出て来る輸入品は皆ここへ掛りますので、ここに税関があってその物品に対しいちいち課税するです。またチベットからの輸出品も大抵ここから輸出される。その輸出品に対する関税は十分の一取るもあり十分の二取るものもあり、また物によって十分の四取って居るものもある。

余り税金は高い方ではありませんけれども大抵物品で取るのが多い。物品で取れない物は相当の銀貨に換算して取って居ります。