일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

マルバ村へ戻る

懇意な人たちが餞別であるといって蕎麦、パン、マル、乾酪、乾桃、中にはカタと銀貨をくれた者も四、五名ございました。その日の午後三時頃二疋の馬に経文その他の荷物を負わせ、自分は一疋の馬に乗り一人の村人に案内されて村端れまで参りますと、私に按手礼を受けんがために礼拝して列んで居る人が百名余りありました。一々に按手礼をし話をして居ります中にもはや午後五時頃、よほど遅くなりましたけれども次の村まで来て宿ります心算で出立しました。で先に通って来ました村の入口の門の所に立ち再び跡を顧み「わがツァーラン村に居る間親切にしてくれた人々がますます仏道に帰依して永く幸福を受けらるるように」という願いを掛けて別れました。

マルバ村へ戻る で、もと来た路を後戻りしてその夜はキミイに一宿し、その翌日カリガンガーの河岸のツクという村に宿りました。そこにもまたお説教を聞きたいという者がありますから説教いたし、その翌朝出立しようとすると按手礼を請いに来た者が二十名ばかりありました。私の師匠の博士は私の出立の少し以前から他の方へ行って居られましたが、ちょうどこのツクという村でお逢い申して懇ろに別れを告げ、この日の夕暮マルバ山村のアダム・ナリンの宅に着きました。