일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

けれどもその事をブッダ・バッザラ師に明かす訳に行かぬ。というのは宿の主人は私はもちろん公道を通ってラサ府に帰りラサ府からシナへ帰るシナ人であると信じて居るからです。よしそれを明かしたところで、この人はやはりネパール政府のチベット語の訳官をして居るのですから、そういうことを知りつつ大王に申し上げない時分には罪になりましょうから、いずれ私が話をすればきっと大王に奏上するに違いない。さすれば私はチベットに行くことができぬようになりますから、そこで恩人ではあるがブッダ・バッザラ師に明かすことができぬのです。

ブッダ・バッザラ師は世間の人からギャア・ラマすなわちシナの国の上人と言われて居る。というのはこの人の阿父さんはシナ人でネパールへ来て妻君を貰うてこの大塔のラマになったのです。このラマは旧教派に属して居ますからむろん妻君を貰うても差支えないのです。ギャア・ラマは私を同郷の人であると言うて大変好誼をもって世話をしてくれました。それはともかく私は外に何とか方法を求めて道を穿鑿しなければならぬ。幸いにこの大塔へ参詣に来て居る乞食の巡礼者はいずれも皆チベットから出て来た者が多い。