일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

大抵五百人居ればまず四百人までは普通善い方の人になって百人ぐらいしか屑は出ない。ところがチベット人は五百人居れば四百五十人までは確かに屑の方で、かの壮士坊主なんかというのもチベット人が主なのです。カムの人にもモンゴリヤの人にも壮士坊主は稀であります。

そうしてモンゴリヤ人は勉強もし、またなかなか進取の気象に富んで居るけれども、実に怒り易い人間でちょっとした事にもじきに怒る。というのはつまり自分の種族自慢で、モンゴリヤ人はなかなか立派だ、皆勉強してこの通り大勢博士になって国に帰る、チベット人あるいはカム人とは全く違って居るという高慢の心が非常に強くって、他人に対しても理屈のない詰らない事を非常に威張って怒って居る。そういう点など見ると実にその人の狭量な事を憫まざるを得ない。そうしてモンゴリヤ人の多数はこんな者で、余程大人らしゅう構えて居る人でもちょっとした事で腹を立てる。こういう人種は忍耐力をもって大業を成すことはむつかしい。ジンギスカンのように合戦をやって一時成就する人が出来ても、長くその国の文明を形造ってその社会がますます進んで行くようにするというような充分の力を持って居らぬと思われる。