일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면

아오조라 문고

版摺に任してもその版木を摺ることを許されん場合には、自分が他から紹介状などを貰いわざわざ出かけて行って刷らして貰うようにして、それでようやく書物が整うという始末ですからなかなかむつかしい。

まあそういう風にして大分書物も集まったです。で、その書物はみなセラの寺に置いてあるものですから、私の居る舎の近所の坊さんは呆れ返って、「読まない書物をそんなに沢山どうするだろう。実にあの人は遠い国から来て居るのだから、あれだけ沢山な書物を持って帰ることは出来やしない。博士だってあの人の持って居る書物の三分の一も持って居るものはありやしない」といって非常に怪しまれた位。そういう話を聞きましたからその後買うた書物はみな大臣の宅へ持って行って自分の部屋に集めて置いたです。

さて十二月も末になっていわゆる大晦日となりました。その夜は特に支度をしてまずラサ府の釈迦堂へ指して燈明を上げに自分の小僧をやりました。それはバタの油を拵えてラサの釈迦牟尼如来の前に列んである黄金の燈明台に、そのバタの油を注いで上げるのです。別段黄金の燈明台へ上げたからというて非常に御供養になるということもございますまいけれども、つまり釈迦牟尼如来に対してじかに燈明を上げますには黄金の燈明台に入れなければ上げることが出来ない。