후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
日に三度ずつ僧侶を集めるのが例で、まず朝五時に始めて七時に終り、二度目は十時に始めて一時前に終り、それから三度目は三時から始めて四時半頃に式を終ってしまうので、金をくれるのは二度目の時です。信者の布施もあればまた政府からくれる金もある。一遍に一タンガー即ち二十四銭あるいは四十八銭ないし七十二銭くれる事もあって一定して居らぬ。大抵二十一日間の僧侶一人の収入は毎年五円以上十円位まで大差はない。もし法王が位に即いた時とか、あるいは御出生、御薨去というような場合は例外で、普通の僧侶でも一人二十円内外の収入があるです。高等なるラマになりますとこの時には千円あるいは二千円、多い時には五千円位の収入もある。
しかし僧侶は宿銭は自分で払わなくちゃあならん。それとても沢山じゃあない。普通の僧侶なれば一人前大抵二十五銭ずつ余程よい室で五十銭位です。特別によい室であれば、そういう室を借りるのはいずれ貴族僧侶ですから、むろん安い銭では借り得られない。三円なりあるいは五円位は出さねばならん。たとい幾ら出しても酒を売る家とかあるいは女の沢山居る家へは――そういう家ではやはり酒を売りますから――僧侶は泊ることが出来ない。