후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
ところがサラット・チャンドラ・ダース師がやはりインド教徒の入って行く時のように、旅行券を貰ってチベット内地に入り込み、学者の本分として相当の取調べをして帰られた。で、その取調べの結果を公にしたところで、英領インド政府はその保護国なるシッキムとチベットとの国境を定めようという意向であった。その時分にチベット政府が例のネーチュンなる神下し、気狂いのいう事を聞いてシッキムの国境へこれまでなかったところの城を一つ築いた。
その城は英兵のために破られてしまったけれども、今でも英領インドとチベットとの境のニャートンという所からほぼ二十マイル程手前の山の上に、その城址すなわち平地と少しばかりの石垣が残って居るです。ネーチュンなる神下しが城を建てると自然国境が定まるというた時分に、さすがのチベット政府も少し躊躇したけれども、その時分に神下しが「もし英国政府が攻めて来る憂いがあれば乃公の身体を持って行って城の所へ据えて置け。そうすれば決して彼らは寄付くことが出来ない」と法螺を吹き立てたその勢いが余り強いものですから、チベット政府はその言を聴いて、自分の領地でないシッキムの範囲内へ城を築いたそうです。