후리가나로 읽는 일본 고전
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
河口 慧海의 チベット旅行記(チベットりょこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 531,520자 · 1042화면
いよいよドーラギリーに向う
で、いよいよ準備を調えて出立する時分に一首の歌が出来ました。
空の屋根、土をしとねの草枕
雲と水との旅をするなり
しかしこれからの旅はこの歌のようではなかったです。実はこの歌はこれまでの旅に適合して居るので、これから後の旅は「空の屋根雪をしとねの岩枕」で雪と岩との間を旅するような訳でございました。
いよいよドーラギリーに向う この村を出立して西北に向いてカリガンガー川に添うて一里ばかり登って参りますと雨が降り出しましたから小さな家のある所に宿りました。その翌日午前七時に出立して巌石突兀たる狭い道を登って行くこと二里ばかりにして細い桃林のある谷へ出ました。其谷で少し食物をたべそれから細い急な坂を二里半ばかり進みましたが、非常に急な坂で殊に空気が稀薄ですから、身体は疲れる呼吸は切れるという訳で進み兼ねましたから午後三時ダンカル村に着いて泊りました。ところが稀薄なる空気に打たれたのかあるいは他の原因か非常に疲れましたから翌一日逗留して十五日に出立しました。
今度は北に向い急な坂を登ること二里にして巌山の氷の谷を渡りなおそれよりごく急な坂を北に登ること一里半にしてやや広き急坂に出てだんだん登って行きますと、大分疲れましたので午前十一時ちょっと休息しましたがその辺には水がない。