Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふうりゅうたいへいき
風流太平記
山本 周五郎
Lisez 風流太平記 (ふうりゅうたいへいき) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 244 473 caractères · 487 écrans
ぜんたいを秘密裡に抹殺するという、徹之助らの初めからの意図が、閣老によって認められたことを証明するものであった。
紀伊家では頼興を糾問したが、事のやぶれたのを知った彼は、そのまえにすべての書類を焼却しており、糾問に対してもなにごとも語らなかった。
「――余が手をあげてしまえば、あとは棄てておいても事は起こらない、加担した大名もおるが、こうなった以上は、いかように訊問されても断じて口外はしない」
頼興はそう云ったという。
「――フランスに革命が起こったそうで、イスパニアからの援助が来なくなり、そのために挙兵の時期を逸してしまった、……さもなければ、日本国をひっくり返してみせるんだったが」
そして豪快に笑って、
「――まる三年のあいだ楽しい夢をみた、事は失敗したが、三年のあいだ夢を楽しんだ事実は余のものだ、これだけは誰にも手をつけることはできないし、この夢がやぶれた以上、もういつ死んでも惜しくはないぞ」
そう云いきったようすには、事実いつ死んでも惜しくないということが、はっきりあらわれていたそうであった。
紀伊家の内部にいる者たち、――それは橋場から護送した、渡辺蔵人の自供によって捕えられたのであるが、――二十余人が、やはり極秘のうちに処分された。