Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふうりゅうたいへいき
風流太平記
山本 周五郎
Lisez 風流太平記 (ふうりゅうたいへいき) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 244 473 caractères · 487 écrans
三人ともいやーな顔をした。
「――おまえは、――」
休之助がどなりかけ、他の二人は大いに期待するような顔をした。役人など呼んで来ては、せっかく存分に暴れようと思ったのがだめになってしまう。
「――どうかそんなつまらない策は採用しないように」
と祈るような表情であった。しかし万三郎の説は正しい、それを否定する理由はどこにもないので、休之助はやけくそな調子でどなった。
「――よし、おまえいって来い」
そして万三郎は馬で鳥沢へとばしたのであった。
五
「戻って来たようですな」
兵馬が東のほうを見ながら云った。そっちのほうに馬蹄の音が聞え、やがて万三郎が橋を渡って来た。
「もうすぐ来ます」
馬からおりた彼は、兄と兵馬にそう云いながら、道からちょっと入った雑木林の中へいって、馬を繋いだ。
「十七人ばかりですが、みんな馬でやって来ますから、もうすぐに着くでしょう」
「その馬は返さないのか」
休之助が訊いた。
「なんで必要になるかわかりませんからね、事が済んでから返すことにします」
「番所では信用したわけですね」
兵馬が訊いた。
「手形があるし大目付から急の通達があったようです」