Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
ブダガヤの釈尊を追想す
その扱き上げ扱き下げる間に茶やバタが摩擦されて一種の茶〔湯〕が出来るので、チベット人はその扱き上げ扱き下げる時の音の良否で旨いのと不味いのとの出来るのが分って居ると言ってるです。お話は元へ戻りますが、その娘がしきりに自分の家がこういうようによい都合になっておるのみならず、私の地方ではラマでも皆家内を持って居られる。ラマが家内を持たれてこの世を楽しく過されるということは実に結構な事で、私は彼の人達がそうして楽しく過されるのは誠に利口な仕方であると思って居る。どういう訳であなたは私の相手にならないのか、お前は馬鹿であるとこう言わぬばかりに言って居る。ちょうどその時にふと思い出した事があるです。
ブダガヤの釈尊を追想す それは釈迦牟尼仏がブダガヤの金剛道場の上に安坐なされてもはや仏になるに違いないという時に当って、悪魔の大王は大いにこれを恐れて自分の娘三人を遣わし、釈迦牟尼如来の心を大いに誘惑しようと掛ってその素振、その眼付、如来を色情に誘惑する様子のあらゆる限り、その時代のいわゆる誘惑手段の三十二法を尽したけれども、釈迦牟尼仏は泰然として動かない。そこでその三人の娘らは歌を謡ったです。