Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
祭祀前の光景
もちろんセラの大寺から僅かに一里半の路程ですから、三日の朝早く出て来れば間に合います。レブンからは三里位これもその日で間に合う。ガンデンから十六里余あるから、二日前から出て二日の晩か三日の朝着くように大抵そういう都合に出て来るです。その他小さな寺々からも参りますが、この時ラサ府に集まる坊さんの数は二万五、六千人、歳によって多少はありますけれども、まず大抵その位の数である。
その僧侶はどこへ泊り込むかというと一般に町家です。町家では一室なり二室なりを明渡して僧侶に貸すというのがラサ市民の義務になって居る。良い僧侶は五人あるいは十人の弟子坊主を連れて居りますが、二室位借りて別居することが出来ますけれども、つまらない僧侶は二間四面の室に大抵二十人位住んで居るのでございます。まだそのほかに小僧の五、六人も居るというような訳ですから、鮨を詰めるように詰めても寝られんで、外へ寝て居る奴もある。もっとも雪でも降らなければ彼らはそう酷く寒さを感じないから、外へ寝ることは一向平気で何とも思わない。ラサ府の住民は大抵平生五万位のところへ不意に二万五、六千の僧侶が入って来る。