Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
裸馬に乗って沙漠を進む
裸馬に乗って沙漠を進む その裸馬に乗りました。で暫く乗って行くと馬の背骨で尻骨を痛めた。その痛さ加減は何ともいえない。ですから西洋の女が馬に乗るような具合に足を馬の背骨の上に掛けたけれどもそれでも物の十町も行くと足が痛み出して来る。仕方がないからまたその馬から下りてその困難な道を歩いて行きました。困難といったところが荷物は背負って居らず誠に楽なもので、その砂原を二里ばかり行くと今度は突兀と突っ立った巌壁と巌壁との間を流れて居るブラマプトラ川に着いた。川幅は狭まって居るが非常な急流です。私どもは凄い水の落ちる横合の岩の間を通り抜けて向うに出ますと拳を伏せたような具合の山が三つあってその間々に三条の溪があってブラマプトラ川は東南の山の間の溪へ流れ込んで居る。
私どもはその流れ込んで居る方向へ行かずに東北の谷の間へ出て行った。ですからそこでブラマプトラ川と離れてだんだん東北に進んで大きな山を踰えて向うに着きますと誠に広い原が見えて居る。その山際に一つのテントがあってそこへ私は泊ることになった。この日は七里ばかり歩いたので私と一緒に来たギャルポという人たちは外の方に行くといってその日別れてしまった。