Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
ヤク拾いの番人
この川はかつて白巌窟尊者の所を辞して雪峰チーセに進んで行く時分に渡った川の下流であります。その川岸に沿うて三里ばかり降って午後六時頃に川岸のテントの在る所に泊り込みました。私を送って来た人はじきに荷物を卸してそこから引き還してしまった。そこでその晩いろいろ公道へ出る道を尋ねるとまたブラマプトラ川を向うへ渡らんければならぬという。その川を渡るにはやはり荷持と案内人が要る訳ですからその人を雇うことを約束して翌日はちょうど沼の原を四里ばかり東へ進みました。降り昇りとも一里余ある高い坂を踰えるといわゆるブラマプトラ川に着きその人らの案内で向うの岸へ着くと一つの貧しいテントがある。
ヤク拾いの番人 そのテントはそこに迷うて来たヤクを止めて置く所で、つまり番をして居るのです。そこにお婆さんと娘が居ってそこへ泊り込んだ。その翌日は肌着を綴りなどして一日を過しそれから十月十六日また沼の原を東に進んで行きました。この沼の原というのは水の溜って居る所に泥があってその中に草が生えて居る。余程深い沼もあればまた浅いのもあるが本当の池の形を成しては居らぬ。ごく湿地の原です。