Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
第四の関門も無事
そこで関所はどこかと聞きますとこの村外れであるという。関所といっても別に門はない。ただ見張をして居る家があるだけです。そこに着くと今起きたというところ。
第四の関門も無事 それから事情を話して通行券を戴きたいといったところが、例の通りそんな例がないとかぐずぐずいって居りますと、下僕が「こりゃセラのアムチーです」と口走ったです。すると「それじゃあ何ですか、この頃大変名高い法王の侍従医になられたというお方じゃございませんか」と私に尋ねたから「法王の侍従医になった訳じゃないけれども、とにかく急用を帯びて居るから早く行かなくちゃあならぬ」とチベットの紳士流にぼんやり答えますと、たちまち信用して思ったよりは易く書付を書いてくれたです。
村を離れて一里ばかり登りこれより本流の河川と離れ、西少し南の山間の太い川に沿うてだんだん上に登って行きました。もはやこの辺には大木はない。小さい木が少しあるばかりで田地もあって小麦ぐらい出来るそうです。それから一里ばかり行くと城がある。一番大きな城でまた一番仕舞の城であります。城は三つほどあってこの城に居る兵士の数は二百名、ピンビタンには百名その前のチョェテン・カルポ城に二百名、すべてで五百名であります。