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Japanische Klassiker mit Furigana

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme

Aozora Bunko

するとそのラマは余程感心したような顔で「お前はどこの者か。」「私はシナの僧侶である」といいますとそのラマは少しシナ語を知って居ると見えてまたシナ語で話し掛けますから、私はそれを避けるためあなたのシナ語は北京語だからと申して例のごとくお断りをなしやはりチベット語で話しました。

ところが先生シナ文字を出して読んでくれといいますからそれを読んでその文字の意味を説明したところが、始めて私をシナ人だと信じたようでしたが、まだ多少疑って居るようにも見えたです。さてこれらの人はどういう人かというに、チベットの西北の隅でカシミールの東境のラタークという所に接して居るルトウという国がある。その国のフンツブ・チョェテンという寺のラマなんです。一番主なるラマをロブサン・ゲンズンといい、その次の人をロブサン・ヤンベルという。で、その人々の商売を引き受けてやるツォンボンという者がある。ツォンボンとは商将という意味です。そのツォンボンが実は私をここへ来いといって導いてくれたのでその他は皆坊さん及び俗人の下僕であったです。

この一隊はカシミール地方の産物の乾桃、乾葡萄及び絹物あるいは毛織物類をラサ府に持って行き、そうしてラサ府から茶、仏像、仏画の類を買って来るための旅行なのでしたから、私にとっては大変好い便宜を得た訳でどうかしてこの