Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
その間に広き敷石詰めの廻り路がある。普通の僧侶はその廻り路へ集まって来ますので、その二階三階にも僧侶の集まるところがある。で釈迦堂の中へは法王あるいは大教師というようなものでなくては入れない。もっとも其堂へお越しになることもあれば成らぬこともありますので、その法会に集まる僧侶がおよそ二万人位のものです。だがこれは第二番の法会であるからその位ですが、第一のモンラムというシナ皇帝の大祈祷会の時には二万五千人位の僧侶は確かに集まるです。それは朝五時位に召集の笛の音を聞きつけてラサの市中に泊って居る僧侶がみなそこへ出掛けて行きます。そうしてお経を読むと、例のバタ茶を三遍もらうことが出来るです。
そのもらうからもらうまでの時間が三十分程ずつありますので、その間はお経を読んで居なければならん。さてその二万の僧侶が集まると言ったところで、本当の僧侶というような者は誠に少ないので、壮士坊主とか、あるいは安楽に喰うのが目的で、バタ茶をもらうのが目的で来るような僧侶が沢山ある。ですからお経を読むのじゃない。鼻唄なんかうたう奴もあればあるいは大いにそのなかでもって腕角力など取って居る奴もある。