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Japanische Klassiker mit Furigana

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme

Aozora Bunko

そうしてその中から執事とか、あるいは会計主任とか、また商将とか、あるいはラマのお侍とかいうような者を選抜して、いろいろその勤める範囲が違って居ります。上等僧侶はそういう沢山な下僕の僧侶にかしずかれて荒い風にも当らずに結構に暮して居ますが、下等の僧侶に至ってはそれと全く反対で、実にこれを説明するにも涙がこぼれる程哀れな境涯にあるのです。

その気の毒な有様はほとんど言葉に尽せないけれども、まず申しましょう。同じ下等と言っても壮士坊主ならばよその百姓働きに行ったり、あるいは内職をやったり、あるいは護衛兵になったりして金を儲けて、それで自分の需用をみたすことが出来ますから、今日喰う物もないというような活計はして居らない。ここに最も気の毒な最も哀れむべき者は下等の修学僧侶の生活である。これは自分の宅から送る学資金もない。また自分で働いて儲ける金もないのです。何分にも科目の調べに忙しいからどこへも出ることが出来ない。で自分の学資として仰ぐところは、信者より「ゲ」として上げられた月々に一円から二円の金、それから俸禄として一円ぐらい。どうも二、三円では到底生活することは出来ない。