Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
死体の像
中にまた別に七宝で拵えた塔を立て、その塔の正面の中央に厨子形のような物を拵えて、その厨子形の中へ今の
死体の像 を祭り込みます。そういう風に出来上って居る堂は現にシカチェのタシ・ルフンプー寺には五つあって、その屋根は皆金色の光を放って居る。いわゆる金鍍の屋根でシナの二重の御殿屋根風に似て居るです。もちろんその装飾、堂の大小及び塔の飾り(金飾りあるいは銀飾り)もラマの階級によって違いがあります。この像は永久に祭られて人民もそこへ拝みに行けば僧侶もまた拝みに行くです。だからあるシナ人が笑っていいますには「チベット人は土葬が嫌いで、土葬をすると何か地獄に落ちた程に悲しむが、一番えらい法王とかあるいは第二の法王とかいうような者はやはり土葬ではないか。その死体を鳥に与るでもなければ水の中へ葬りもしない。ちゃんと塩漬にしてそうしてその乾いた死体を泥で塗るのであるからやはり土葬である」という。ちょっと面白い話です。で、その棺の中へ入って居った塩です、
その塩はなかなか尊い ものでちょっと普通の人民は其塩をお貰い申すことが出来ない。なかなか金を出しても容易には廻って来ない。