Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
輸入品
最も婬猥な仏あるいは明王とか金剛族とかいうような仏法を守護する神さん達までも、やはり夫婦合体であるから実に見苦しい。
私がチベットに居りました時分に、これがチベット人の短所であろうと考えましたのがまず四つございます。一は不潔、二は迷信、三は不倫理行の習慣(多夫一妻の類)、四は不自然的美術、こう感じましたがそれに対する何かよい長所を見付けたいと思って余程捜しましたけれども、あまり良いものを得られない。しいて求むればラサ府あるいはシカチェあたりの気候の実に好い事、次に誦経の声の瀏喨として実に聞心地のよい事、問答の方法の活発なる事、古代美術のやや自然的であるということ、まずこれらでございましょう。まだこのほかにも輸出品はありますけれども略します。
輸入品 はインドから輸入されるのが一番多い。その中でも無地羅紗が多い。即ち青、黄、赤、白、黒、紫、緑の七色、これらはあまり沢山売れる方でなくってお寺の本堂の飾りとかいうものに多く用いられる。最も売行き多く従って多く輸入されて居るのは黒蝦色の羅紗です。けれどもあまり上等の品は向かない。安物ばかり輸入されて居る。それから絹ハンケチ、ビルマ縮緬、ベナレス金襴、薄絹、木綿類。