Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
といって随分立派な家の人が金をくれといい出す。私共もあちらこちらに知って居る人があるので随分金を取られました。あちらで一タンガーこちらで二タンガーという風で、ちょうど五円ばかりいりました。また来年になったならばその倍も三層倍もかかるだろうとある人がいって居りましたがそうかも知れません。知って居る人が殖えれば殖えるだけ余計取られるんですから。
サンジョェというのはチベット暦の十一月二十五日の夜の十二時から始まりますので、その意味は普賢菩薩の願文会という意味です。二十五日の夜から十四日間その事をやるので、毎夜十二時から朝までお経を読みます。それは誰もが詣らなければならん。私も誠に結構な事ですから参拝に参りましたが、なかなか本堂の中は静粛なもので、普通の時から見ますと僧侶も夜分で来る人も少なし、それにお経の唱え方の優しい事というたら音調が何となく厳格であって、おのずから人の心を鎮めるような力がある。そういうところを見るといかにも極楽世界の菩薩達が集まってお経を読んで居るかのように思われる。
堂内の粧飾 なぜなれば普通の時と違って本堂の内は綺羅錦繍で飾り付けられて居る。