Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme

Aozora Bunko

みな自分の室内に蟄居して居らなければならん。さてその供養物は八丁ほどある釈迦堂の廻りに供えられるので、その供養のおもなるものはどういうものかといいますと、まずその大なるものは、高さ二十間、下幅十五間位ある、長三角形の板へ指してその側面から二頭の昇り龍が上って行くところの飾物です。

その板の真中には花の御殿があり、その御殿の中には仏が衆生を済度する有様を模擬したるものあれば、また王公大臣の模造もあります。その下にもいろいろ人形が置いてあるです。それはみな何で作って居るかといえばバタでもって造ってある。その人形は極楽世界の天神、天女もあり、また極楽世界に居るという迦陵頻迦、共命鳥というような鳥の類もある。美術心に乏しいチベット人の作としては余程綺麗にうまく作って居る。これは古代からずっと継続してその遣り方を学び伝えて来たからでありましょう。

それもただバタで拵えただけに止らず、その上に金箔あるいは五色で彩りをしてあるから、あたかも美しい絹の着物を着て居るように見えて居る。バタその物は光沢をそれ自身に持って居るからして、こういう風に彩りをすると非常に光を放つです。