Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
サラット氏の別荘に着す
ここは私がチベット語を初めて学んだサラット・チャンドラ・ダース氏の別荘のある所で、そこへ着いて門口へ進みますと家にはサラット・チャンドラ・ダース氏とその夫人と子供達が居られた。私が声を掛けるとその子供が出て来た。私はよく覚えて居るけれどもその子供は忘れてしまったと見えて「どなたですか」と聞く。その内に夫人がまた出て来られて「何の用事でお越しになったか」という訳。
私は笑いながら「お忘れになりましたか」というたがまだ分らない。するとサラット先生が出て来て「おやこれは」と驚いて、まあどうして帰る事が出来たか、嬉しいといって大層な喜び。早速荷物を卸せといって下僕に取片付けを命じた。そこで馬三疋と馬士には賃銭を遣わして帰してしまいました。サラット先生の喜びは非常なものです。
ちょうど本年の春であったかラサ府よりの手紙、昨年もラサ府からお手紙を戴いたが、あの手紙で無事にラサ府に這入って居る事は承知して居った。また他の者の噂によっても大分お医者さんが流行り、法王の侍従医になって居るという事を聞いたから安心して居ったけれども、そうなって見ればこちらへ出て来る場合にどうして出て来るかという事が心配であった。