Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
ところがその切り方が余程面白い。半分に切ったからというて半分真的にあるというのは余程珍しい。多くは中の部分を繰抜き、また外側を幾分か削ってしまったもので三日月形にしてあるものがやはり半分に通用します。
ところで一番細かな買物は幾らかといいますと四銭の買物が出来る。その四銭の買物をするには三分の二の十六銭の銀貨を持って行って、向うから半分の銀貨即ち十二銭の釣を取るのです。ところがどうかするとその半分の銀貨が売手にないことがある。すると今度は自分の方で、半分の銀貨と三分の二の銀貨(十六銭)と二つ持って行く。で向うから一タンガー即ち二十四銭の円銀を取って四銭の買物をして来る。八銭の買物なれば向うへ一タンガー渡して、十六銭のやつをこちらへ受取る。そこでチベットでは四銭をカカン、八銭をカルマ、十二銭をチェーカ、十六銭をショカン、二十銭をカーチェ、二十四銭をタンガー・チクとこういうて勘定をして行くですが、法王領のチベットではこれよりほかに遣り方がないのです。
けれどもカカン即ち四銭の買物をするのも、ラサ府とシカチェでは出来ますけれどもほかへ行っては全く出来ない。