Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
そのパンコル・チョェテンの寺内にはチベット第一の大きな塔があってなかなかの大寺、僧侶の少ない割には僧舎がほとんどセラ大寺の半分位はあるです。この寺にはただ新派の僧侶だけ居るのでなく、旧教派の僧侶もサッキャア派の僧侶もカルマ派の僧侶もこの寺に留学することが出来るようになって居ります。この寺の宝物などを拝観してまた宿に帰りました。一体このギャンチェという地方は大変商売の繁昌して居る所で、毎日朝その大寺の門前に大きな市が立って、その近辺の村々から沢山買物にも来ればまた売りにも来るという訳でなかなか盛んなものです。
市場にはそれぞれ張店をして、青物、肉類、麦焦し、乳、バタ、布類及び羊毛の布類を列べて、一切此市で交易商売が行なわれるのであります。また西北原及び北原からインドへ輸り出す羊毛及びヤクの尾等は皆此市へ持って来まして、単に此市を継場としてパーリーの方へ輸り出すものもあれば、またシカチェ辺の商人が此市へ来て買うて輸り出すもあるです。しかし羊毛類は必ずしもこのギャンチェ都会において仲買されてパーリーに出るとばかりは極って居りませんけれども多くは此市から輸り出されるです。