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Japanische Klassiker mit Furigana

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme

Aozora Bunko

第百三十五回 無事四関門を通過す

日本の茶漬を喫喰す

いずれもシナ政府の俸禄を貰うばかりでなくまたチベット政府からも手当があります。随分収入は多いと見えて立派に生活して居るです。

第百三十五回 無事四関門を通過す

日本の茶漬を喫喰す 兵隊町のある兵舎に着き昼飯を注文致しますと、米があるからといってわざわざ米の御飯を炊いてくれ、その他いろいろシナ流の御馳走を出してくれたけれども、豚やヤクの肉類が多いから下僕は悦んで喰いましたが、私はこれは喰わぬからといって断りますと、菜漬の大変うまいのをくれた。この時始めて日本の菜漬を喫べるような味が致しました。そこでは別に咎めも何もせぬ。ここの城はなかなか堅固に出来て居りまして、その南方に当り両脇の山に沿うて大いなる石塀が建てられてありその真中に門が二つあるです。その門には毎日六時に開けて午後六時に締めるという書付が貼ってあります。

その通りやって居るかとその辺の人に聞くと、それは非常に確実なものでたまたま兵士などが何か特別な急用でも出来るとその届けをしてあけて貰うことがあるけれども、その外は夜分など往来すると猛獣に出遇う恐れがあるから余り往来させないという事です。ちょっとした橋を渡り半里ばかり登形の原を進み、それから元の川に沿うて森林を降り半里ばかりある原に出ますと、美しい草もあり馬も沢山居ります。