Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
その中には私の顔を知って居る者があったろうけれども、私はなるべくその方を見ぬようにして居ったから誰が居たかよう分らない。で、チーキャブの所へ尋ねて行きましたけれどもなかなか上に上げてくれない。その中に一人の人が出て来て私の顔を見まして「ありゃ誰か」といって内々下僕に尋ねたです。すると下僕が「こりゃセラのアムチー」といい終らぬ中に「おおあの名高いアムチーか、誰かがセラのアムチーがこっちへ来るといい居った」というと、下僕は「急ぎの用事で出て来たので一日も暇取って居ることは出来ない。パーリーでもその日直に旅行券をくれた位だから早く書付をくれるようにしてくれ」という。大分うまくやるわいと思って居ますと「ともかくこちらへお上りなさい」という。このチーキャブには二人の女房がある。一人は人足廻し時代からの女房、また一人の美人はチーキャブになってからの女房です。
また関長を脅かす 事情を打明けて通過の許可書を与えてくれといいますと「どういう用事か」という。「ほかではないが私は法王内殿の秘密の用事を帯びて早くカルカッタの方に行かなくちゃあならぬ。出来得るならばどうか二十日程の間にこちらに帰って来たいと思って居るほどの急用。