Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
其子が教師にふざけて居る。いかにもその様子の馴れ馴れしいこと実に教師の子ではあるまいかと思いましたが、しかしその方は純粋の僧侶であるから妻君がないに極って居る。しかしその様子がどうしても一通りの関係でない。実におかしい事であると思いましたが後にラサ府に着いてからその疑問がすっかり晴れたです。
実はこの大寺に二週間ばかりも泊ってせめてこのサッキャア派の仏教の綱領だけでも知りたいという考えでしたけれども、そういう腐敗した坊主について学ぶのは厭ですからその翌日出立してまた以前のごとく一人で荷を背負って、東南の方へ指して溪流に沿うて一里ばかり登り、それから東に二里ばかりの急坂を踰えて今度はずっと山の間を東南に進み、川に沿うて四里余り参って二軒家に泊り込んだです。荷物を背負って居りながらとにかく七里ばかりの道を歩くことが出来たのは余程身体が丈夫になって居ったからであると思いました。その翌日また一里の急坂を登り、降ること二里、降雪のために荷物が濡れていやが上に重くなりましたからその辺のある家に泊り込み、その翌十一月三十日、四、五十疋の驢馬を率いて居る七、八人の運送業者に遇ったのを幸いに賃銀を払い荷物を託しタール川に沿うて北に降って行くこと二里、その川がまた方向を変えて東南に降って居るから、その川の岸に沿うて降ること