Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
まず後ろに倒れながらぶるぶる震えつつ、そのラマはどこそこに生れて居るとか、その地方の家の向きは何方であって其家には夫婦ばかり居るとか、あるいは家内が何人居って何月何日に生まれたのがいつぞや死んだラマである、というような事を言うのです。ところがそっとそこへ探しに行くと奇態にまたその通りの子が生れて居るそうです。
けれどもその母親の乳離れのするまでその家に置いて、それから寺に連れて帰って特別の教育を加えて自ら信ずる力を強くさせるのです。即ち「我は前生はかくかくの立派なラマである。そういう立派な人の生れ変りであるから、決して人から馬鹿にされないぞ」というところの気象の充分満つるように仕向けるのです。かく自信力の厚いところへお側の者がそれを敬いつつ充分教育を施して行くです。たとい法王の化身といえども学問をする時分にはやはりよく修めないと臀部を打たれる事がある。そういう事は全く無いというてある僧侶などは弁護しますけれども、それは嘘なんで実はやはり修学中は随分酷い目に遇わされるです。
とにかく第五代目の法王からこういう神下しが起って、何事もこの神下しに相談するという事になったです。