Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme

Aozora Bunko

サラット師は返事を書いて置くから明後日取りに来いという話であったけれども、私は再びサラット師の所に行くことが出来なかった。なぜなれば私は政府の命を帯びて鉄を沢山買入れた。もしその事が英領インド政府に知れた時分には、私は捉えられて酷い眼に遇わねばならん。だからそう長くダージリンに留まって居ることは出来んからで、その翌日出立して帰ることにした。もっともシャブズン氏からは手紙を貰って来た。シャブズン氏の手紙の中には委細書いてある筈だ」というて手紙をくれました。

それを披いて見ると「サラット師への手紙も着き、その中に封じてあった故郷への手紙は書留にして故郷に送りました。私までへ手紙とお家苞を下すってありがとうございます」との返事です。チベットでは手紙を出す時分には必ず土産を添えてやる。相当の土産がないと、この間申しましたカタという薄絹を入れてやるのが例ですから、私も相当の土産を贈ってやりました。その礼状かたがたの返事で、その返事に西洋の白砂糖と外に二、三品珍しい物を添えて遣されました。で、その時はツァ・ルンバより英杜戦争その他いろいろのダージリンからの土産話などを聞いて別れたことでございます。